田舎暮らしで収入はどうする?

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給与明細と現金

田舎の給料は東京の半分を覚悟せよ?

田舎暮らしはそんなに甘くない。

定年退職をしていて退職金ももらって年金ももらえるというなら話は別だが、私のように本来ならば定年までまだ先で、過去の貯蓄と退職金しか頼れるものがない場合、優雅に畑だけ耕せばいいというものではない(農家になってそれを本業にするという手もあるけれど、そこまでどっぷり農業に携わることは考えてはいなかった)。

やはり格安で家を購入できたとはいえ、こちらでも稼いでいかなくては、いつかは食えなくなってしまう。働かざる者食うべからずはどこに行っても健在だ。

田舎の給料は都会の半分。

工業団地もあるから就職先もあるのではと考えていたけれど、その考えは甘かったらしい。何せ募集自体が少ない上に新卒ばかりが対象で、私のような中途希望者の門はとても狭かった。

それでもいくつか受けてはみたものの、なかなか採用まではいかなかった。

ただ募集要項を読む限り、正直給料や仕事内容とも、とてもじゃないけれど自分の希望とはかけはなれており、気分が乗らず、それが面接での態度に出てしまっていたのかもしれないとも思う。

田舎の給料は東京の半分であると覚悟はしておいたほうがいいだろう。

会社だけに頼らない複数の収入源で生きていくべき。

会社勤めではなく。

実はそんな事態も想定済みだったので次の手は打ってあった。クラウドソーシングを利用して収入を得るという方法だ。これは会社勤めをしていたときにしていた仕事が大いに役にたった。

自営業と一緒で組織に守られているわけではないから、収入が安定しないというデメリットはある。けれども自分の要望にあった企業の募集を気長に待ちながら、もしくは自分で何かを起業するまでのしばらくの間は在宅でしのいでいこうと思っている。

一つの仕事に賭けるよりも。

自分の要望にあった就職先が見つかったからと言って、雇ってくれるという保証はないし、もしリストラや倒産の憂き目にあってまた無職になってしまった場合を考えると、やはり会社だけに頼らない複数の収入源で生きていくべきなのではないかと思う。

こんなときこそのご近所からの情報で、仕事のツテはないかとアンテナを張ることも大事だし、農作業の繁忙期に手伝って、嫌な言い方かもしれないけれど恩を売っておくというのも、田舎暮らしでは大きな意味を後にもつかもしれないということは覚えておくべきだ。

待っていては稼げない、自ら仕事を生むべし。

田舎暮らしを助けてくれたのは。

田舎暮らしでの収入で手助けになったのは、会社勤めをしていたときの経験だった。私はエンジニアをしていたのだが、PC一台あればどこにいても仕事ができるという技術を持っていたことは大きかった。

はっきり言って、エンジニアならどこへ行っても食べていける。

ただし田舎の情報や技術は完全に東京よりも遅れているので、今は都内で勤めていたときの貯金があるけれど、やがて自分の持っている情報や技術が古くなった場合のことを考えて、勉強を続けていくか、もしくは違う分野で仕事を探すという工夫は必要になってくる。

仕事は作るもの。

田舎にいてただ黙って毎日を過ごしていては、稼ぐことはできない。仕事は作る物というけれど、田舎では特にその意識を高く持たなければならないと思う。

ただ田舎には表面化していない需要がたくさんあって、そこには供給が決定的に追いついていないというのは確かな話だ。

その表面化していない需要に気づく想像力と、表面化させる創造力、そして実際に需要として商品化する行動力があれば、田舎にいても仕事に困ることはないだろう。そしてこれは都会にいても田舎にいても同じことがいえるのである。

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