田舎暮らしの生活を左右する「家」のこと

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田舎の古民家

田舎には空き家や良い中古物件があるのは本当なのか。

田舎暮らしをするにあたって。

田舎で暮らすに当たって、一番大事なのが「家」に関することだ。何にしてもこの拠点をどこにするかを決めなくては、何も始まらない。

世の中には空き家バンクなるものが存在するらしい。田舎には事情があって住まわれなくなった空き家がたくさんあって、空き家状態が長く続くと倒壊の恐れがあるため、そういう空き家は私のようなIターン希望者の需要とマッチするのだそうだ。

私もいくつか住みたい場所の当てをつけ、空き家バンクで探してみた。するとそこそこ広い土地、駐車場が付いている中古物件でも、都内ではありえないくらい格安のものをたくさん見つけることができた。安いからには何か理由があるわけで、やみくもに飛びつくわけにはいかないけれど…。

私はその家を選んだ理由。

古民家を安く購入できるということは、もし売りたくなっても二束三文程度でしか売れないということだ。つまり一度突き進んでしまえば、もう今の生活には戻れないということも意味する。

けれどもためらったのはほんの一瞬で、私は次の週末には第一候補の空き家に足を運んでいた。確かに古いけれど、家の広さはアパートの3倍以上あるし、一体どこを駐車場と呼ぶんだというくらい土地も広い。

何よりも決め手になったのは、その土地に私と同じようなIターン希望者が何人か住み着いているということだった。新参者が自分だけでないというだけでも、その土地への敷居が低くなったのである。

古民家リフォームにかかるお金と手間を試算してみた。

古民家を購入して。

古民家をリノベーションして快適に暮らすなんていう生活が流行っているけれど、私は自分1人が住む家だし、それほどオシャレにこだわりたいというのもなかったので、古民家リフォームで済ますつもりだった。

水回りや躯体に関わる部分は大工さんにお願いしようと思っていたけれど、それ以外は自分でホームセンターや100均で材料を調達してどうにかするつもりだった。

会社勤めをしていたときの知り合いのツテで大工さんを紹介してもらえることになった。この大工さん、大工歴50年の大ベテランとのことで腕は確かだけど、耳が遠いので意思の疎通が若干難しいところがあった。ちょっと不安を覚えるが、信頼することにした。

古民家リフォームにかかったお金と手間。

耳の遠い大工さん、細かい指示は聞いてもらえなかったけれど、やはり腕のよさは一流だった。あれこれ細かいデザインまでこだわりたい!

という人にとってはあまりお勧めできないけれど、とにかく安心できる家づくりを、という人にはおススメできる。

水回りや床の張り替え以外はすべて自分で行ったので、かかったお金は40〜50万円くらいで済んでしまった。近くの工務店に同じ内容で見積もりを出してもらったら1000万近くなってしまったことを考えれば、激安だ。

もちろん手間はかかるけれど、田舎暮らしなんてそんなにやることもないので、かえって暇つぶしになってちょうどよかったと思う。

その他の田舎暮らしのリフォームについてはこちら → 古民家をリフォームする方法

田舎暮らしの家選びで覚悟するべきこと。

ご近所さんはみんな親戚と思うべし!

田舎の近所付き合いはフレンドリーというイメージを持ってはいたけれど、確かにフレンドリーなのだけれど、時々というか、かなりの頻度で怒られる。

私は会社勤めをしていた頃はそこそこの地位にいたし、あまり怒られるということもなかったのだが、田舎暮らしを始めてからというもの、自分が子どもの頃に怒られたのと同じくらい怒られるようになった。

それでも私の移住先はまだいい方で、怒られると言ってもやれ畑の植物の植え方が悪いだの、畝の作りが甘いだのと言った愛あるもので、地域によってはもっと陰湿な嫌がらせを受けたりすることもあるそうだ。

そのせいで鬱病になってしまう人もいるそうなので、ご近所さんはみんな親戚と思って、多少の口うるささは我慢する覚悟は必要である。

移動は車のみと思うべし!

今はまだいいけれど、いつか自分が歳を取って免許を返上しなくてはならなくなったときのために、一応公共交通機関が使える場所を選んだつもりだった。

けれども近所のバス停まで歩いて30分以上かかる上、田舎お約束の1〜2時間に一本というペースでしかバスが来ない。基本的に移動は車で行い、免許を返上したら都心のアパートに引っ越そう…と考えが変わってしまった。

また一番近いスーパーが車で45分ほどのところにあるため、買い物一つするにも買い忘れがないかどうか、かなり慎重になるということは覚悟した方がいいだろう。

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